ハズキルーペ会長,松村謙三の経歴/企業買収実績/現在と今後の活動を調査

ハズキルーペ会長の松村謙三さんは、トリッキーなCMで話題の人物です。会社経営や企業買収で豊富な実績があるだけでなく、学校経営にも携わった経験があり、美術コレクターとしての顔もあります。マスコミに取り上げられることも少なくないため、時の人のようでもありますが、その実像についてはあまり知られていません。

本記事では、アグレッシブな戦略で日本の経済界を牽引している松村謙三さんの経歴と実績に加えて、現在と今後の活動について解説します。 著書の読者から寄せられた口コミ・評判も掲載しているので、松村謙三さんについて客観的な視点を持つには良い機会となるでしょう。

ハズキルーペ会長の松村謙三さんについて深く知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ハズキルーペ会長 松村謙三の人物像

ハズキルーペ会長 松村謙三の人物像

松村謙三さんは日本の実業家であり、CMが話題となって大ヒットしたハズキルーペの会長です。経済活動を行う企業家として経団連・経済同友会の会員を務める一方で、美術コレクターや教育者としての顔もあり、米国Tabor Academy高校理事や大阪大学大学院法学研究科客員教授を歴任しました。

ここでは、ハズキルーペ会長 松村謙三さんのプロフィールと多彩な人物像を紹介します。

プロフィール

松村謙三さんの本名は、松村謙三(まつむら けんぞう)と読みます。1958年12月11日に大阪府で生まれました。最終学歴は、成蹊大学法学部法律学科卒業です。

ハズキルーペ会長として有名ですが、Hazuki Company株式会社を買収したプリヴェ企業再生グループ株式会社の代表取締役会長兼社長でもあります。企業家として経済同友会金融市場委員会委員、経団連審議委員の役割も担っています。

教育熱心なことで知られ、大阪大学大学院法学研究科客員教授と米国Tabor Academy高校理事を歴任し、現在は学校法人武蔵野東学園理事長を務めていることでも有名です。

コレクターとしての顔

松村謙三さんは美術コレクターとして有名で、絹谷幸二・奥谷博・藤田嗣治など日本美術界巨匠の作品を多数所有しています。松村謙三さんの所有する美術品は、松村謙三コレクションとして上野の森美術館や笠間日動美術館、宇都宮美術館、北海道立美術館など、多数の美術館に貸与・展示されています。

松村謙三さんの審美眼には定評があり、日動画廊主催の公募展「昭和会展」では審査委員を務めるほどです。同時に「松村謙三賞」を設立して新人を発掘するなど、美術界においても精力的に活動しています。

好きな映画・健康法

ハズキルーペ会長 松村謙三さんの好きな映画は、スピルバーグ監督の「カラーパープル」と「シンドラーのリスト」との情報があり、コッポラ監督の『地獄の黙示録』は100回も観たというエピソードもあります。

松村謙三さんの健康法は趣味としてテニスやゴルフを楽しむことで、「趣味はストレス発散のため」と割り切っているので、ゴルフではパターはやらず、グリーンに乗せるだけにしているようです。

ハズキルーペ会長 松村謙三の経歴

ハズキルーペ会長 松村謙三の経歴

松村謙三さんは、成蹊大学を卒業してからどのようにしてハズキルーペ会長となり、日本の経済界になくてはならない人物にまで昇りつめたのでしょうか。

ここでは、松村謙三さんの大学卒業後の経歴を紹介します。

成蹊大学卒業後は証券会社へ入社

松村謙三さんは成蹊大学法学部法律学科を卒業後、ジャーディン・フレミング証券へ就職しました。

その後はソロモン・スミス・バーニー証券へ転職し、リスクアービトラージ部門のチーフトレーダーとして活躍します。 わずか2年の経験でチーフとなり活躍できたのは、環境の良さだけではなく、松村謙三さんの天性の才能と努力の賜物でしょう。

プリヴェチューリッヒ証券株式会社を創業

ソロモン・スミス・バーニー証券のチーフトレーダーとして経験を積んだ松村謙三さんは、免許制のもとでは最後の証券会社となるプリヴェチューリッヒ証券株式会社を1997年に創業しました。

プリヴェチューリッヒ証券株式会社は、後に持ち株会社となり、プリヴェ企業再生グループとしてM&Aを重ね、多くの企業を傘下に収めていくことになります。 また、東証マザーズに日本初の遺伝子創薬会社であるメディビックを共同創業者として上場させるなど、目覚ましい活躍を見せました。

ハズキルーペ会長 松村謙三の企業買収実績がやばい

ハズキルーペ会長 松村謙三の企業買収実績がやばい

ハズキルーペ会長の松村謙三さんは、企業再生とM&Aで多くの企業を傘下に収め、自身の創業したプリヴェ企業再生グループを拡大してきました。日産自動車系列の静岡日産・三河日産の2社買収を皮切りに、富士通から神田通信工業、そして東武鉄道から東武運輸2社を買収します。

その後、SBIインベストメントからエース証券を買収、さらにタカラトミーから買収した5社のなかには、現在の主力商品の一つである「ハズキルーペ」の原型を販売していたHazuki Companyが含まれています。松村謙三さんは「ハズキルーペ」をブランド化して一世を風靡し、会社を飛躍的に発展させました。